・タトゥーの歴史
いまやファッションとしてのタトゥーもあり、様々な人に浸透している現代。
まだ公共の場のプールや、銭湯などでは規制があるものの、近年身体にタトゥーを入れている人が増えてきています。
ワンポイントで隠せる範囲に小さなタトゥーを入れる人もいれば、背中一面にタトゥーを入れる人もおり、おのおのタトゥー自体を楽しんでいるといえるでしょう。
とはいえあまり日本では特にいい印象のもたれないタトゥーですが、その歴史は長く定かではないものの土偶や埴輪が存在していた時代から、その習慣があったようです。
またタトゥー自体はそこまで悪いものとして存在していたことはなく、本来誓いの意味を込めたもの、
他にも江戸時代などになると鳶、飛脚、火消しなど普段地肌をさらすことが多い職業の方々が、地肌をさらすことを恥ずかしいと考え、刺青を衣服として纏ったなどの記述がされています。
それが特異的な美とされ、粋な江戸の華として扱われていたのです。
そして、鳶、飛脚、火消しは龍の刺青を入れることが多く、自身を霊的な意味で守護するという意味で一つの祈りとして彫られていたとも言われています。
今ではあまりいいものとして扱われておらず、怖いものとして扱われている場合のほうが多いですが、
本来タトゥーは粋な華、願い、祈り、そして警備の仕事に就いている人たちが衣服として代わりに纏うものとして本来普及していたものだったのです。
他にも神への信仰の歴史などもあり、いまとはまた違う方法でタトゥーは普及していたというのが分かります。
タトゥーはなかなか消すことが出来ないものなので、実際今もよほど大切に刻んでおきたいものを刻んでおく、という目的でタトゥーを愛好している人も多いです。
・刺青、入れ墨の違い
いずれも呼称の違いなので、実際違いはないのですが、刺青と入れ墨は多少意味合いが違って来ます。
入れ墨はどちらかといえば刑罰の対象に入れる墨のことを指すことが多く、今愛されているファッションタトゥーについてはあまり適していない言葉といえます。
ポジティブな意味で捉えられるのは刺青のほうであり、みなさんが思い浮かべるタトゥーはこちらの刺青という表現が正しくなります。
ですが世間一般的にまだタトゥー自体がいい印象をもたれていないので、法令、条例、報道などで言われるタトゥーは未だに入れ墨というネガティブなほうの文字を使われている状態ではあります。
半永久的に美しい刺青を入れるためにも、スタジオ選びは大切です。
Sol Design Nagoyaは今までの施術例も多く、経験豊富な彫り師によって希望通りのデザインを入れることが可能です。
しっかりと打ち合わせをするのでイメージとの相違も少なく、色の出方など様々な経験論から鮮やかな図柄を表現致します。
【著:Webライター】